Sketchupからの、動くJETWAYの作成
以前お話した動くJETWAYの作成方法について書きます。
ただ、非常に長い話になるので、数回に分けてお話したいと思います。
今回はSketchupからgmaxへの変換です。
sketchupは感覚的に使えるツールですが、アニメーションを付けることができないため、あくまでモデリングツールとしてでしか使ってきませんでした。
しかし、岡山でも動くJETWAYがほしい!ということであれこれ試行錯誤した結果、作成に成功しました。
ざっくり言えばモデリング→3ds形式でエクスポートでできますが、それをgmaxでインポートした際に問題が生じます。
sketchupでモデリングしたものがこれで、

これを3ds形式でエクスポートし、gmaxでインポートしたものがこれになります。

テクスチャは再設定しなければならないので、良いのですが、白い線で描かれている部分が問題なんです。
これはgmax上でグループではなく、「1つのオブジェクト」として認識されているようで、これ以上切り離すことができません。
そのため、アニメーションがつけられないのでは・・・と最初は諦めていました。
ですが、「あること」に注意して作成したら解決の糸口が見えました。
それはsketchupでのモデリング時に
「頂点をマージしない」こと
?って思われた方もいると思うので、スクショで説明します。

この画像の右のオブジェクトはうまくインポートできますが、左のオブジェクトは切り離せないモデルとしてインポートされます。
何が違うのか・・・というと、例えば上に乗っかっている筒を見ると、ダメなものは面を共有してしまっています(下図左)。
一方で、OKなものは、面は共有せず、上のオブジェクトと下のオブジェクトが独立して設置されています(下図右)。

このように、面や点を共有してしまうと、1つのオブジェクトとして認識されるようです。
ですから、私の場合、作成時に1つ1つのオブジェクトを一旦グループ化し、各パーツを個別に作った上で、面や頂点を共有しないように注意しながら作成しました。
以下に作成例を示します。

例えばこの図の○で囲った部分はこのように頂点も面も共有していません。
また、手すりなどはペラペラの一枚板にすることが有りますが、インポート時にその部分だけ表示されないことがあるようですので、少し厚みをもたせるといいと思います。私は目測で図った3 cmの厚みをもたせました。

この様な注意を行った上でエクスポートすると、しっかり個別のオブジェクトとして認識されるので、その後の作業が楽になります。
テクスチャはgmaxで貼り直しなので、適当に貼ってもいいですし、確認のために貼り付けておくのもいいと思います。
エクスポートで形式を3dsにしてエクスポートし、後はgmaxで呼び出すだけです。
なお、使用するgmaxはFSX_SDKのgmax.exeから開いたものでないと、テクスチャの貼り付けやアニメーションの設定ができませんので、ご注意ください。
次回はtextureの貼り付けです。お楽しみに。
ただ、非常に長い話になるので、数回に分けてお話したいと思います。
今回はSketchupからgmaxへの変換です。
sketchupは感覚的に使えるツールですが、アニメーションを付けることができないため、あくまでモデリングツールとしてでしか使ってきませんでした。
しかし、岡山でも動くJETWAYがほしい!ということであれこれ試行錯誤した結果、作成に成功しました。
ざっくり言えばモデリング→3ds形式でエクスポートでできますが、それをgmaxでインポートした際に問題が生じます。
sketchupでモデリングしたものがこれで、

これを3ds形式でエクスポートし、gmaxでインポートしたものがこれになります。

テクスチャは再設定しなければならないので、良いのですが、白い線で描かれている部分が問題なんです。
これはgmax上でグループではなく、「1つのオブジェクト」として認識されているようで、これ以上切り離すことができません。
そのため、アニメーションがつけられないのでは・・・と最初は諦めていました。
ですが、「あること」に注意して作成したら解決の糸口が見えました。
それはsketchupでのモデリング時に
「頂点をマージしない」こと
?って思われた方もいると思うので、スクショで説明します。

この画像の右のオブジェクトはうまくインポートできますが、左のオブジェクトは切り離せないモデルとしてインポートされます。
何が違うのか・・・というと、例えば上に乗っかっている筒を見ると、ダメなものは面を共有してしまっています(下図左)。
一方で、OKなものは、面は共有せず、上のオブジェクトと下のオブジェクトが独立して設置されています(下図右)。

このように、面や点を共有してしまうと、1つのオブジェクトとして認識されるようです。
ですから、私の場合、作成時に1つ1つのオブジェクトを一旦グループ化し、各パーツを個別に作った上で、面や頂点を共有しないように注意しながら作成しました。
以下に作成例を示します。

例えばこの図の○で囲った部分はこのように頂点も面も共有していません。
また、手すりなどはペラペラの一枚板にすることが有りますが、インポート時にその部分だけ表示されないことがあるようですので、少し厚みをもたせるといいと思います。私は目測で図った3 cmの厚みをもたせました。

この様な注意を行った上でエクスポートすると、しっかり個別のオブジェクトとして認識されるので、その後の作業が楽になります。
テクスチャはgmaxで貼り直しなので、適当に貼ってもいいですし、確認のために貼り付けておくのもいいと思います。
エクスポートで形式を3dsにしてエクスポートし、後はgmaxで呼び出すだけです。
なお、使用するgmaxはFSX_SDKのgmax.exeから開いたものでないと、テクスチャの貼り付けやアニメーションの設定ができませんので、ご注意ください。
次回はtextureの貼り付けです。お楽しみに。
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